iPadを購入する際に迷うのがWi-Fiモデルとセルラーモデルどちらにするか。私は普段Wi-FiモデルのiPad Proを使用して出先ではiPhoneからテザリング接続しています。
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの比較やメリット・デメリットは多く紹介されていますので、この記事では実際にiPad Pro Wi-Fiモデルを選んだ理由、使用している使い方や感想、テザリングで使用している楽天モバイルについてをお伝えします。
どちらのモデルにするか迷っている方のひとつの参考例になればうれしいです。
- iPadを購入検討中でモデル選びに迷っている人
- iPadを使用中で回線の見直しを検討している人
Contents
筆者の使用環境
Wi-Fiモデルとセルラーモデルはどちらが優れているというわけではなく、あくまで自分の使い方に合ったモデルはどれかということです。環境や使い方によってはこれから説明する内容は参考にならない方もいると思いますので、最初に筆者の使用環境や使い方をご紹介します。
使用環境
- iPad
iPad Pro11インチ Wi-Fiモデル - ネット接続
iPhoneからのテザリング、フリーWi-Fi - 回線
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VII)
iPadの使い方
- 画像補正(Adobe Lightroom・Photoshop)
- 画像編集(Affinity Designer)
- 動画編集(LumaFusion)
- スケジュール管理(Notion)
- 勉強(Good notes5)
- 読書(kindle・楽天マガジン)
- 動画鑑賞(Netflix・PrimeVideo・YouTube etc)
使用頻度
- Wi-Fi環境下(自宅・フリーWi-Fi)
1日3時間、週7日 - テザリング接続
1日1時間、週4日
上記作業に当てている時間を平均すると大体外出先でテザリング接続の状態で作業するのは16時間くらいです。大半は自宅で作業することが多い使い方ですね。
Wi-Fiモデルを選んだ理由
- セルラーモデルよりも価格が安い
- フリーWi-Fiの無い環境で作業をする頻度が少ない
- テザリング自動接続でiPadの電源を入れるだけで繋がる
セルラーモデルよりも価格が安い
iPadは無印からProまで全てのモデルでWi-Fiとセルラーが選べるようになっています。購入するモデルにより価格差は異なりますが、2023年5月現在では20,000〜24,000円くらいの価格差があります。
セルラーモデルはいつでもどこでもネットに繋がった状態なので、開いた瞬間から作業が出来ます。例えばwiーfiモデルだとネットに繋がっていない間に受信したメールなどはネットに繋がってからまとめて受信されるので確認するまでに時間がかかります。
また、GPS機能がついているのもセルラーモデルのみなので「ネットに繋がっていること」と「セルラーモデルのみ搭載されている機能」がセルラーモデルの強みです。
このメリットと価格差を天秤にかけどちらに魅力を感じるかというところがモデル選びの基準になると思います。
モデルの価格差以外にも、セルラーモデルだと回線コストが月額で発生しますし、iPadはApple pencilやMagic Keyboardもしくはカバーなど周辺機器、Good notes5などの有料アプリの購入なども必要になってくるので、これも踏まえた場合に私の用途だとwiーfiモデルで良いと判断しました。
フリーWi-Fiの無い環境で作業をする頻度が少ない
前述した通り、セルラーモデルのメリットはネットに繋がっていることです。カフェなどのフリーWi-Fiが入っている施設以外の場所でiPadで作業をしたり、移動中でもiPadを開くことが多いなら便利ですが、私の場合は出先でも基本カフェなどのフリーWi-Fiが入っている場所で使用することが多く、それ以外の場所でテザリングをする機会のほうが少ないため、セルラーモデルの恩恵を受けることが少ないと感じています。
購入したiPadを自分がどこでどんな使い方をすることが多いのかをイメージしてみたときに、フリーWi-Fiやテザリングだと不便なこと、困ることがあるのかを考えてみましょう。
テザリング自動接続機能でストレスフリー
少ないとはいえ月16時間程度テザリング接続でiPadを使う機会はあります。iPad導入した数年前はテザリング接続する度にiPhoneを取り出して設定する手間が少し面倒に感じていました。大した手間ではないのですが、小さいことでも毎回やらなければいけない作業なのでチリも積もればというような感じでプチストレスでした。
これがiPadOSのバージョンアップによってiPhoneを取り出すことなく、iPadの電源を入れただけでテザリング接続することが出来るようになりました。もちろんセルラーモデルと違い常時接続をしているわけではないので電源を入れてから繋がるまでに数秒タイムラグはありますが、それでも従来の接続させる手順を省けるは大きいですね。
テザリングには楽天モバイルがおすすめ
iPad Pro Wi-Fiモデルをテザリング接続しているiPhoneには楽天モバイルを利用しています。もちろんiPadに直接通信SIMを入れられるセルラーモデルでも使えるのでどちらのモデルにもおすすめ。
楽天モバイルとは
楽天モバイルは楽天株式会社が事業展開している携帯キャリアです。利用料金の価格から格安SIMと思われることも多いようですが、NTTドコモ、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアです。
楽天モバイルの新プランで全エリアで容量無制限に変更

楽天モバイルが2023年6月1日から新プランに変更されます。
テザリングに使用している楽天モバイルでは「楽天回線エリア」とauの回線を使用する「パートナー回線エリア」に別れていて、容量無制限で使用できるのは楽天回線エリアのみ、パートナー回線エリア内での使用は月5GBまでの制限がありました。
徐々に楽天回線エリアも拡大してきていますが、ちょっと出張や旅行で地方に行ったときにいつもの感じでiPadで作業や動画閲覧などをしているといつのまにか容量がギリギリにということもあります。
パートナー回線エリアが上限5GBから無制限に変更

2023年5月時点の楽天モバイルのエリアマップを見ると楽天回線エリアは拡大しつつありますが、パートナー回線エリアもまだ多い。(濃いピンクが楽天回線、薄いピンクがパートナー回線)
今回の新プランでパートナー回線も容量無制限になったことで、出張や旅行先でも容量を気にすることなく気軽に使えるようになりました。
エリア詳細は楽天モバイルの公式サイトでご確認いただけます。
まとめ
