【drip 宮永えいとコラボ】レザースクエアポーチ S・M サイズ比較レビュー

【drip 宮永えいとコラボ】レザースクエアポーチ S・M サイズ比較レビュー

2022年5月2日

レザーにはたくさんの種類と特徴があり、同じ牛革(カウレザー)でも加工や仕上げが違うと全く質感が異なる。先日紹介したMacBookAir用のdripのレザーケースを使い始めて革小物が増えてきたのだが、同じレザーで統一したほうがシンプルでミニマルになると感じた。

育てるPCケース。drip Leather MacBook Case 13インチ レビュー。
僕の持ち物の中で高い比率を占めているのが革製品。 革製品は使用していくうちにクタクタになったり傷がついたり光沢感が増したり、質感が変わっていくいわゆるエイジング…
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特にレザーケースに使用されている「熟成レザー」は最初から光沢がありハリのある質感。経年変化がより楽しめるレザーなのでこの熟成レザーを使った製品で統一しようと思い、今回はポーチを新しく購入した。

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レザースクエアポーチを購入

dripはブロガー兼YouTuberのインフルエンサー2名が経営するものづくりの会社。様々なインフルエンサーとコラボして便利な革小物を作っている。今回は美容師であり経営者の宮永えいとさんとのコラボで実現したコスメポーチとしてもガジェットポーチとしても使い勝手の良い「レザースクエアポーチ」を購入した。

SサイズとMサイズの2種類があり迷ったのだが、当初の目的であるガジェット類を収納するポーチと、スキンケア品を収納するポーチの両方持とうと思いSとM両方のサイズを購入してみた。

サイズの違いも含めてレビューしていくのでどちらのサイズにしようか迷ってる方の参考になればうれしい。

レザースクエアポーチ レビュー

レザースクエアポーチ S・Mサイズの違い

まず最初にレザースクエアポーチ両サイズに共通している箇所とサイズごとの違いに触れていく。

dripのレザースクエアポーチはブラック・モカ・グレーの3色展開。僕はブラックレザーで統一しているので今回もブラックを選んだ。

高さ・奥行きは両方ほぼ同じ

公式サイトでは奥行きはSサイズが5.5cm、Mサイズが6cmと5mmほど差があるようだが、使用している感じは違いはわからない。

横幅はMサイズのほうが5cm長い

Sサイズが約10cm、Mサイズが約15cmと5cmほどMサイズが長い。この5cmの違いが想像より大きくMサイズだとかなり収納力が高くなっている。ハリのある膨らんだデザインとポケットを必要最低限にしたことで内装生地がかさばらずに収納スペースを最大限拡張できているのだと思う。

仕切りやポケットが多いほうが使いやすいと思う方もいるかもしれないが、ここは収納力とトレードオフの関係になってしまうのだろう。

ハリがありふっくらしたスクエアなデザインが好み

スクエアポーチとされていても角は丸みを帯びたデザインが多いなか、ここまできれいに角が作られていて「スクエア」の名称にあうデザインは少ないのではないだろうか。それでいてハリがありふっくらした仕上がりになっているのでレザーの無骨さを保ったままどこかかわいらしさもある。男性をターゲットにしたメイクポーチというコンセプトに合っている。

レザースクエアポーチ-Sサイズ-

ここからはサイズ別に詳細を見ていこう。まずはSサイズのポーチから。Sサイズはこれぞスクエアポーチといえるコンパクトな正方形型のポーチ。

ふっくらした真四角なデザインがかわいい。

冒頭にて紹介したmonographの堀口さんと宮永えいとさんの製品紹介の動画でもメンズのポーチで正方形タイプは珍しいと話されていたが、確かにいろんなブランドのポーチを見る機会があるがメンズ向けのポーチで同じようなデザインは見た記憶がない。

ファスナーも内装生地も全て黒で統一されている

内装生地はTefoxというテフロン加工がされた素材が採用されていて、撥水・撥油性能に優れている。コスメを収納する前提で考えると汚れに強い配慮がされているのはうれしい。

ガバっと開くので視認性もよい。

ガバっと大きく開くので視認性が高く内容物を探しやすい。何かと黒が多いガジェット類を収納するときは内装生地も黒いと視認性が下がってしまうが、ここまで大きく開いて中を確認できるなら問題なさそう。

メッシュのポケット

メッシュポケットがついている小物類はここに入れておくとわかりやすい。

ジッパー付きのポケット

反対側にはファスナー付きのポケットがついている。SDカードやSIMピンなどの収納によさそう。

コンパクトなサイズ感だから高さのあるものは収まらない

SサイズにはBBクリームやパウダーなどのコスメ・スキンケア用品を入れるつもりだったのだが、BBクリームなどのチューブが高さがありSサイズでは収まりきらなかった。

コスメ・スキンケア用品はMサイズに収納することにし、Sサイズにはガジェット類に使うことにした。

Sサイズだとガジェット類が入りきらない懸念があった(というか絶対入り切らない)ので、内容を整理した。

  • モバイルバッテリー
  • ACアダプタ
  • 外付けSSD
  • USB-Cケーブル

先日記事にしたカバンの中身ではモバイルバッテリーとACアダプタは別の製品を紹介したが、容量やサイズを見直して使用デバイス(iPadPro・MacBookAir)に合わせた適正な出力かつ、よりコンパクトなものに変更し収まるようにした。

結果として、ガジェットの最適化も行うことが出来たので持ち物が一段とスッキリできた。
まだ余裕があるのでマルチハブをコンパクトなものに変更して追加で入れてもいいかも。
充電周りとマルチハブさえあれば外での作業に困ることはないだろう。

レザースクエアポーチ-Mサイズ-

長方形型のスクエアポーチ。Sサイズと同様に角張ったデザインと直線的なフォルムが特徴的だ。

Sサイズのコンパクトさも非常に良いがMサイズも熟成レザーの面積が多くふっくらしたフォルムが目立ち高級感が増しているように感じる。こちらも心地よい所有感を与えてくれる。

ガバっと開く感じもSサイズと同様。革もファスナーも全てブラックで合わせているのがシックでかっこいい。

横幅がSサイズよりも5cm長いので収納力抜群だ。

メッシュポケット
ファスナー付きポケット

メッシュポケットとファスナー付きポケットもSサイズより広く作られているので小物類が多く収納できる。

Sサイズで収納出来なかったBBクリームも収納出来る。コスメ系のアイテムはSサイズで収納する予定だったのでMサイズだと容量を持て余している感がある…。スキンケアや薬、バンドエイドなどの生活用品をひとまとめにして持ち運ぶのも良いかもしれない。

レザースクエアポーチまとめ

熟成レザーで統一したいという目的で新調したポーチだが、熟成レザーの質感や触り心地のほかにも、角張ったデザインや直線的だけどふっくらしたハリのあるフォルムなど自分好みの所有感を満たしてくれる製品だった。これから経年変化でどんどん表情も変えてくれると思うので、長く愛用していきたい。