次世代半導体GaN(窒化ガリウム)採用のPD充電器はLilNob 65Wがおすすめ

次世代半導体GaN(窒化ガリウム)採用のPD充電器はLilNob 65Wがおすすめ

2022年5月10日

MacBookやiPadをはじめ、最新機器では充電端子が従来のマイクロUSBからUSB-C(Type-C)搭載モデルに変わってきている。

先日紹介した完全ワイヤレスイヤホン「NUARL N6 Pro」もUCB-C搭載だったりと自身の手持ちの機器もUSB-C(Type-C)対応の製品が多くなっている状況。

数年前から次世代半導体GaN(窒化ガリウム)を採用した充電器が出回るようになったが、ここ1、2年で各社から小型の充電器が続々と発売されているので今回いくつか試してみた中でおすすめの充電を見つけたので紹介しようと思った次第だ。

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おすすめの充電器「LilNob 窒化ガリウム充電器65W」




クラウドファンディングサイト「Makuake」で600万円以上の支援を集めた世界最小を謳うPD対応の充電器。

・単ポートで65W出力できる
・複数ポート搭載(Type-C×2、Type-A×1)
・持ち運びに便利なコンパクト設計
・複数口の電源タップでも他のコンセントに干渉しないスリム設計

・価格が5,000円以上とやや高い

先にデメリットで挙げた部分を補足すると、窒化ガリウムを採用した充電器全体がやや高価だということで本製品だけのことではない。
これも新素材を採用し高出力かつコンパクトを実現出来た今までになかった充電器なので製品価値に見合っているものだと思う。

ただこういった製品は価格帯も下がってくるのでそのうち買いやすい価格帯にはなるだろう。
このようにデメリットで挙げられる部分は価格くらいで、基本的に使ってみた感想としてはメリットしかなかったというのが正直なところだ。

高出力&3ポート搭載とは思えないコンパクトさ


一番のメリットとしてはやはりコンパクトさだろう。
GaNは従来の充電器で使われていたシリコン半導体の限界を突破できると明言されたとおり、W数が大きくなるにつれて物理的にも大きくするしかなかった形状をコンパクトにすることが可能になった。

特に本製品はUSB-Cが2ポート、Type-Aが1ポートの合計3ポートを搭載している。GaN対応のPD充電器の中でも65Wの高出力で3ポート搭載でこのコンパクトさは非常に魅力的だ。

ちなみに、USB-Cを1ポート使用する場合の出力は65W、2ポート使用する場合は45W・18Wとなる仕様。最近のiPhoneは18WなのでMacBookを充電しながらスマホも急速充電が可能だ。
またUSB-AポートはQuickCharge3.0(QC3.0)対応。

iPad Pro純正のACアダプタと比較をしてみる。
端子面からみてみると大体同じくらい。iPad Proのアダプタは1ポートに対してLilNobは3ポート。同じくらいのサイズでポート数では勝っている。

高さを見てみるとLilNobのほうが高い。ただコンセントプラグが折りたためるのでLilNobのほうが持ち運びやすい。

ガジェットポーチへの収まりもちょうどいい。

まとめ

USB-C端子に統一している方はもちろん、Type-Aポートもあるので一部マイクロUSB端子を使っている方も使える便利な充電器だ。
コワーキングスペースやカフェなどで作業するときにも、カバンやポーチに忍ばせておけるので純正のアダプタを持ち歩くよりも効率が良い。
気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

あと充電器の性能をきちんと発揮させるためには、必ず対応のケーブルを用意してほしい。