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ユーザーが便利に快適になるほど、売れなくなる。 お店がいま考えなければいけないこと。

ユーザーが便利に快適になるほど売れなくなる

ネットの普及によって、ネットで映画をレンタル(購入)して鑑賞したり、ネットショッピングをすることが当たり前の時代になりました。

スマホの普及によって、PCが苦手な層にも気軽にネットを使う環境ができました。

ユーザーが便利になるほど、快適になるほど、売れなくなっている企業やお店があることに気づいていますか?それが自分だということに気づいていないと危うい状況になってしまいます。

ユーザーが便利になるほど売れなくなるものとは

企業の形態に関わらず、ユーザーに価値を提供することで対価として報酬をもらっています。
この提供する価値が、ユーザーにとって価値と感じられなくなったら、あなたのビジネスは終わってしまうということです。

輸入ビジネスを例に挙げてみます。

輸入ビジネス
例えば、私が中国から輸入した製品を販売しているとしましょう。

ネットが普及する前だと、個人で中国から商品を購入するということは敷居が高いものでした。
決済方法も海外にクレジットカード情報を開示するのは勇気がいりますし、不良品があったりしたらサポートを受けるのも一苦労です。

こうしたユーザーにとってハードルの高いことを国内にいる私が代行して、製品を販売する。

ユーザーは国内のお店から買うのと同じように中国から輸入された製品を手に入れることができる。
決済方法もサポートも安心できるという仕組みになるわけです。

・海外から製品を輸入する
・決済方法
・サポート面の安心の提供

これが私のビジネスがユーザーに提供する価値です。

これがネットやスマホが普及した現在はどうでしょう。

アリババ・タオバオなど中国の有名ショッピングサイトでは、安心して利用できる決済方法も増えました。また、海外サイトでも翻訳され日本語対応で表示されるので、個人で製品を購入するリスクはだいぶ低くなりました。

また、ネットの普及によって中国のメーカーが日本国内で販売することも増えています。日本のAmazonを見ると中国のメーカーと思われる企業が販売している製品がかなり多くなっています。

どちらにしても、ユーザーが買いやすくなったことに変わりはありません。

そうなってくると、今まで私が価値として提供していたことが、ユーザーにとって価値ではなくなってしまいました。

安定した仕事は無くなりつつある

例として挙げたこと以外にも、どの分野の仕事でも同じことが発生しつつあります。

例えばAIの普及でAIに任せられる仕事が増えてきています。
言い換えれば、その分人を雇用する価値が低くなっているといえます。
数年後には多くの企業が導入するのではないでしょうか。

人がやるよりも正確で、短時間で成果を出せるのであれば、人がやる価値がなくなりますよね。
極端なことを言いますが、人がやらなくて良くなれば人件費が削減できます。

こういった大掛かりなシステムをいち早く導入できるのは大手企業でしょうから、大手に勤めているからといって自分の強みをきちんと理解して伸ばしていない人にとっては安定した仕事とは言えないのではないでしょうか。

提供していた価値がなくなったらどうするか

単純な話ですが、新しい価値を見つけて提供するしかないと思います。
柔軟な考え方、斬新な発想で新しい価値を創造することこそ、人がやるべきことなのではなのです。

その点、第一線で活躍しているフリーランスや実業家の人たちは、自分の価値(強み)を理解して活かす方法を実現させています。
これは会社員も同様です。世の中が変わっていっても柔軟に自分を表現でき価値として提供できるスキルが今後求められていくのでしょう。