今使っているiPadpro11インチ 2018モデル。容量は64GBだ。以前の記事で書いたようにビジネスで使用するために環境を構築中している最中だが、環境構築していくにあたり容量が問題になってきた。
買い替えを検討している矢先にiPad Air4が発表された。
基本的にiPadproの廉価版と言われている Airだが、今回は最新チップを搭載、マジックキーボードやApple pencilの対応など限りなくproに近づいたモデルとなった。
iPadpro11インチの容量アップか、iPad Air4を購入するか。
私の作業内容ではどちらを選ぶ方が幸せになれるのかを検証してみようと思う。
同じように悩んでいる方も多いのではないかと思うので参考になれば嬉しい。
コンテンツ
iPadpro11インチ(2020)とiPad Air 4の違い
まずは、それぞれのスペックを見て違いをおさらいしてみよう。

・容量
・リフレッシュレート
チップやカメラ性能、セキュリティ機能など他にもいくつか違いはあるが、私の仕事に関わる大きな違いは上記の2点だ。
容量
pro(2020)は128GB〜1TBに対して Air4は64GBと256GB。
使用用途が複数あるため128GB以上を検討しているので、この段階ではどちらも候補に上がる。
256GB以下ならproか Air4の両方が対象。
もっと上の容量なら必然的にproを選ぶこととなる。
私がiPadで行う作業は以下を想定している。
・画像編集(軽い動画編集も)
・ブログの原稿執筆
・プロダクトデザインのラフスケッチ
・学習(自己啓発・資格取得)
ノートパソコンとiPadの併用で各作業の最適化を目指しているので
両方のデバイスで使用する可能性のある画像や動画、書類などのデータは基本的にデータは外部ストレージとクラウドで管理を考えている。
iPad単体で管理するデータは書籍データや作業中の画像・動画データがメインとなる。
OSとアプリのシステム容量を考慮すると64GBでは難しいが256GBあれば支障はないと考えている。
価格で見るとAir4の256GBの方がproの128GBよりも安い。
容量では Air4の256GBが有効だ。
リフレッシュレート
proで搭載されているPro Motionディスプレイによりリフレッシュレート120Hzを実現している。これによりスクロールやアニメーションなどのUIが滑らかに表現される。Apple pencilで絵や文字を描くときに違いが顕著に出ると思われる。
ここの差がどれだけのものなのかが気になるところだ。
リフレッシュレートの違いは確かにわかる
iPad Air 4の発表後、リフレッシュレートの違いを比較する動画や記事が多く見受けられるのでおそらくこの違いが1番需要が高いところなのだろう。
私も意見を参考にしたく動画や記事を拝見したが、スロー動画での比較は確かに違いがわかる。
逆に言えば、スローにしないとそこまでの違いはわからないということがわかる。
※動画では60fpsなので正確な判断は難しいということも補足する
実際に違いを試してみた結果
Air4の実機がまだ試せないので、今回は手元にあるiPadpro11インチ(2018)のリフレッシュレートを60Hzに制限した状態で比較をしてみた。
120Hzで慣れていることもあり、違いははっきりわかった。
セミナーや講演で聞きながらメモを取るくらいの速度で文字を描くとペンが走った後に文字が追いついてくる感覚がある。
120Hzを知ってしまうと戻れないと言われる理由は確かに納得できる。
しかし、その違いのせいでアウトプットされるものは変わってしまうということはない。
プロのイラストレーターなど高い次元で操作する人には大きな問題なのかもしれないが、私の目的とする使用用途ではさほど影響が無いだろうという確信が持てた。
proとAirの256GB同士での価格差は16,000円(+税)。
リフレッシュレート120Hzがこの価格差の価値があるとは言えないと感じる。
まとめ。iPad Air4 256GBを選ぶ
チップの違いがどう影響してくるのか実機で試してみないことには判断が出来ないが、proが最上位機種であることは明確だ。
大は小を兼ねると言われるように1番良いものを持てば間違いはないのでproを選択しておけば問題ないだろう。
ただ、今回私が買い替えで選ぶのはiPad Air4 256GBだ。
妥協して安いものを購入することは私自身やりたくないし推奨もしないが、目的を十分に果たせるものであるのにそれを避けオーバースペックなものを持つことはコスパが悪いと言えるのはないだろうか。
だったら差額をApple pencilなどのアクセサリー類に回したほうがより合理的だ。
スタンダードな無印iPadでは物足りなくなったユーザーがproに乗り換えたとしてproのスペックを使いこなせているかというと決してそうではないと思う。
中間に位置する Airが今回よりproに近づいたことで得られる価値はコストパフォーマンスが高いと言える。